こんにちわ。
先週末に2018年診療報酬改定の説明会に参加してきました。
診療報酬とは、医療機関における診察や検査・処置などに各々点数(価格)を国が定めたものです。
医療情勢などにより定期的に見直され、医療に関しては2年に1回、介護に関しては3年に1回改定があります。
今回は、医療・介護同時の改定でした。
国としては、団塊の世代が75歳になる2025年に向けて、医療・介護の連携をこれまで以上に深く、広く、かつスピーディーにしていく事を目標にしています。
国は改定の都度、同じ事を目標に掲げています。しかし、この加西市を見ても実際の連携はというと、正直出来ているように思いません。
個々の医療機関や事業所が幾ら頑張っても連携はできません。
4.5万人規模の加西市。
意識の高い医療・介護に携わる方々が団結すれば、その辺の整備も速くなると思うんだが…
なかなか、そうもいかないのが現実。
そこで、当院では、医師会で導入されたICT(連絡ツール)は勿論の事、独自のツールを使い訪問看護ステーションや薬局との密な連携をしながら、外来診療・訪問診療を行っています。
そして、自宅でも安心して過ごして頂くために、患者本人、それを介護している家族の方々から可能な限り不安を取り除く様に心がけています。
訪問診療は、認知症の方から酸素ボンベを使いながら生活されている方、末期ガンの方まで幅広い疾患に提供できます。(当院より16km以内、30分以内の制限あり)
詳しくは窓口までお願いします。
副院長 小野寺建介