水いぼってどんな病気?

正式名は、伝染性軟属腫

水いぼは、1~5mm大の出来物で光沢がありキラッと光る所が水滴🫧の様に見える為 この名が付いたそうです。

接触により、人から人へうつっていきます。皮膚のバリア機能の未熟な乳幼児、アトピー性皮膚炎の患児が感染しやすく多発しやすいです。

他の病院で水いぼと診断されても、自然に治るので置いておきましょうと言われたが、数が増えて心配になり、受診される親子さんが来られます。                発症後6ヶ月~3年ほどで自然治癒するとされていますが、実際は個人差があります。

小さな水いぼは、基本傷あとは残りませんが大きい場合、水疱瘡の痕の様な傷が残る事があります。                 大きくなったり、10個以上増えてくる場合は、治療をお勧めしています。

✴️治療としては、先の丸い特殊なピンセットでつまんでとるので、痛みが生じますが、当院では、麻酔テープを処置する1時間前に水いぼに貼って貰い痛みを抑えてとる方法を行っています。

🏊プールに入る際は、他のお子様にうつす可能性がある為、長袖のラッシュガードを着用するなど感染が拡大しないように心がけて下さい。それぞれの学校、施設で対応が異なる為、お問い合わせるのが良いでしょう。

今一度、子供さんの皮膚を観察し、気になる事がありましたら皮膚科を受診して下さい。

新型コロナウィルス感染症 5類感染症移行後の診察について

これまで、当院では発熱や咳など風邪症状がある患者さんについては、完全に新型コロナウィルス感染症を否定できる場合を除いて、感染拡大予防のため原則としては、車内もしくは屋外に設置した診療スペースでの診療を行ってきました。

今年 5月8日から5類感染症移行に伴い、これまでの季節性インフルエンザ感染症などと同様に院内での診療を行う予定としていましたが、新型コロナウィルス感染症5類感染症移行後の診察について、厚生労働省より下記のような指針が示されました。厚生労働省の指針に従って、当院においても、新型コロナウィルス感染症の可能性がある場合においては、これまで通り、車内もしくは屋外に設置した診療スペースでの検査および診療を行っていく方針としました。ただし、これまでは発熱外来の診察時間を午前は11時から11時30分まで、午後は18時から18時30分までと限定していましたが、今後は、この制限はなしとして、診察時間内であれば来院いただいた時間での診察へと変更しました。

引き続きの御理解、御協力のほど宜しくお願いいたします。

●院内感染対策について (厚生労働省ホームページより一部抜粋)

診察時と個人防具の選択について

1. サージカルマスク:常に着用

2. ゴーグル・フェイスシールド:飛沫暴露のリスクがある場合に装着

3. 手袋とガウン:患者および患者周囲の汚染箇所に直接接触する可能性のある場合に装着

外来における院内のゾーニング・動線分離

1. 待合の工夫(例):自家用車で来院している患者は車中で待機

2. 診察・検体採取時の工夫(例):

・検体採取を屋外や駐車場の車中で実施

・パーティションによる簡易な分離、空き部屋等の利用

・発熱患者の導線を分離

3. 上記の空間的分離が構造的に困難な場合は時間的分離で対応