今月は骨粗鬆症のお話をしたいと思います。
骨粗鬆症とは?
骨が弱くなり骨折しやすくなる骨の病気です。
日本では診断されていない骨粗鬆症の方が非常に多いと言われています。
様々な細胞が体内で新陳代謝を日々繰り返しています。
骨も同じ様に、骨形成と骨吸収を繰り返しており、そのバランスが崩れると骨粗鬆症になります。
★骨粗鬆症予防として
・転倒に気を付ける
・適度な運動をする
・以下の栄養素をしっかり補充する
◎カルシウム
牛乳、乳製品、大豆製品、小魚など
◎ビタミンK
納豆、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなど
◎ビタミンD
鮭、きくらげ、卵、干し椎茸などに多く含まれているので、積極的に摂取をしていきましょう。
※ビタミンDは紫外線を浴びる事で、体内でカルシウムを効率よく吸収する働きがあります。
★骨粗鬆症と診断するには?
当院では、骨折リスクの高い腰椎、大腿骨を直接測定することが出来るDEXA法を用いて検査を行います。
患者様には身長、体重を測定しベッドに横になっていただくだけです。
約3分間で終わります。
検査をした方がいい人の特徴として
・頻回の骨折歴がある
・身長が縮んだ、背中が丸くなった
・日光にあたることが少ない
・アルコール摂取量が多い
・閉経後の女性などがあげられます。
当てはまる項目があれば、一度検査をしてみてはいかがでしょうか?
※予約の必要はありません。
結果もその日に出て、院長が詳しく説明までしてくれます(^-^)