LUMECCA(ルメッカ)はシミやそばかす、赤ら顔を同時に治療し、さらに肌の若返り効果も認められる新世代の光治療(IPL)機器です。
高いピークパワーのため、これまでのIPL機器より効果を実感しやすくなっており、5回以上かかっていた治療回数をを1〜3回程度に短縮できるようになりました。
500〜650nm の波長が多く含まれているので、メラニンのみならずヘモグロビンに対しても効率よく反応し、そのため、シミだけでなく赤ら顔にも効果的なのです。
Q1:痛みはありますか?
A1:照射の際は、眩しい光とともにパチっとゴムで弾かれるような痛みがあります。痛みが強い場合は必ずお申し付けください。
Q2:ダウンタイムはどれくらいですか
A2:施術後から赤み、ほてり、ヒリヒリ感が出現します。翌日には反応したシミが黒く浮き上がってきます。その後かさぶたとなり1週間程度かけて少しずつ剥がれ落ちていきます。
Q3:どの程度の間隔で、何回くらい照射すべきですか?
A3:1ヶ月〜1ヶ月半の間隔で、3〜6回の照射をお勧めします。照射回数が増えるほど肌の若返りが進み、美肌へと近づきます。
Q4:隠れ肝斑があって、悪化した場合の治療法はありますか?その治療は有料ですか?
A4:治療法はありますが、すべて有料となります。ビタミンCやトラネキサム酸の内服、トレチノインとハイドロキノンの外用、エレクトロポレーションなど、その時々のお肌の状況により治療させていただきます。
Qスイッチルビーレーザーとは、694nmの波長を用いたレーザー機器です。この694nmの波長は、メラニンに対する吸収率が高く、ヘモグロビンに対する吸収率は低いため、的確にシミを治療することができます。Qスイッチと名のつくレーザーは他にもありますが、ルビーレーザーはこの波長により、他のレーザーと比較して薄いシミにも効果が出やすい、キレの良いレーザーであると言われています。
バチッと弾かれたような刺激とひりつきを感じるため、アイスパックなどで冷却し感覚を鈍らせてから照射いたします。それでも痛みが強い場合や、痛みに弱い方は30分程度麻酔薬(有料¥2200)を塗布して、さらに痛みを軽減した上で照射可能です。施術の1時間前にご自宅で貼付してきていただくタイプの麻酔(1枚110円)もございます。
基本的に、傷の手当てはクリニックで行います。
院内で専用のテープを貼付いたします。14日目まではできる限りテープを剥がさないようにお願いいたします。
当日の化粧、洗顔、シャワー浴は可能(入浴不可)です。ただし、テープが剥がれないよう細心の注意を払ってください。
毎日テープの上から処方された薬をたっぷり外用してください。
テープが汚れたり、ふやけて汁があふれてきたら、できるだけ優しくテープを剥がします。
粘着が強い場合は、ぬるま湯などでふやかしながら優しく剥がしてください。レーザー照射後から14日後にはもう一度再診していただきます。受診時に当院でテープを剥がさせていただきます。
治療部位はレーザーの熱刺激により、治療経過としてかさぶたができます。このかさぶたは、2週間ほど剥がさずに温存しておく方が後々の傷の治りが良いとされています。そのためテープをはりっぱなしにしていただきます。自然に剥がれるまではこすらず、温存するよう心がけてください。無理に剥がしてしまうと炎症後の色素沈着となってしまう可能性が高まります。
頻度は不明ですが、ごく稀に色素脱失といいレーザー照射部位が白く色抜けしてしまうこともあります。この場合、色素の回復はかなり難しいとされています。
レーザーの熱刺激により、シミは一旦除去できても、40〜50%の確率で炎症後の色素沈着が起こるとされています。せっかくシミの治療をしたのに、かさぶたがとれた後、以前と同じように、又は、以前より強く茶色い色が出てくるという事です。しかし、それは炎症後の色素沈着であって、シミの再発とは異なるため、一般的には半年から1年間、こすらず紫外線に当てないよう日焼け止めなどでケアしていただくだけで改善し、治療が完了します。1年を経過しても色素沈着が改善しない場合は、もう一度レーザーの適応となります。レーザー後にセラピューティックやシスペラ、ハイドロキノンなどの治療を併用された場合、色素沈着が改善するスピードはさらにアップし、肌全体も若返り短期間で治療が終了するのでオススメです。
ケミカルピーリングによる最新の肝斑・色素沈着治療です。3剤のピーリング剤を3段階にわたって塗布していくことにより、表皮深層にまで働きかけ色素沈着を改善していきます。
両頬や前額部、口囲に左右対称性にできる薄茶色のシミです。紫外線により夏季増悪し、冬季に軽快します。妊娠を契機に発症することもあり、又、経口避妊薬の内服でも発症することがあります。性ホルモンや紫外線、メイクや洗顔の際の摩擦などの慢性的な物理的刺激が増悪因子となります。30代以降の女性に好発しますが、まれに男性にも認められます。物理的刺激により悪化するため、レーザーでの治療は禁忌です。やや強めの光治療でも悪化することがあり、肝斑の治療はマイルドなものに限られます。
施術時間は30分から1時間程度です。
2週間に1回、5回程度受けていただくとより効果的です。
肝斑は治療後も紫外線やホルモンバランスの崩れ、摩擦などにより再燃しやすいシミです。そのため日々、ご自宅でのケアが非常に重要になってきます。リバースセラムはリバースピール施術直後にも塗布する美容液です。ご自宅でも朝晩2回、患部への塗布をしていただくと、より効果的です。