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シミ

PICOレーザー

PICOレーザー

ピコレーザーとはシミ、くすみ、肌質改善の治療ができるレーザーです。従来のナノ秒(10億分の1)レーザーに比べ、さらに短時間のピコ秒(1兆分の1秒)単位でレーザーを照射することができるため、お肌への負担を少なくシミや肌質改善の治療を行うことができます。当院では、厚生労働省の薬事承認や、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けている、シネロン・キャンデラ社製の『Pico Way(ピコウェイ)』を採用しています。ピコウェイは、業界最短のピコ秒パルス発振かつ高いピークパワーなため、より安全に、少ない回数で色素を除去することが可能です。

こんなお悩みの方に

  • シミ
  • 肝斑
  • そばかす
  • 小皺、くすみ、毛穴などを改善しお肌を若返らせたい
  • 一度入れたアートメイクを除去したい方
  • 刺青

他のPICOレーザーにはない730nmの波長を搭載!

従来のピコレーザーでは532nm、755nmの波長を使用してシミ治療をしています。いずれの波長もメラニン(シミ)に対する吸収の良い波長ですが、同時に血液にもよく吸収されてしまうため、シミだけではなく血管に対しても反応し、施術後の色素沈着や赤みの原因となるのが難点でした。『ピコウェイ』の730nmは、メラニン(シミ)に対する吸収はもちろん良く、血液への反応が少ないため、血管の障害を少なくシミを除去することができます。また、従来のピコレーザーの中でもパルス幅が250psと最も短いため、周囲組織へのダメージをより少なくダウンタイムを最低限にした治療が可能です!

分光吸収曲線の波長図

3種の照射モード

PICOスポット

気になるシミをターゲットとして除去します。Qスイッチレーザーに比べてよりダウンタイムを少なくシミを除去します。肌のトーンやシミの濃さにより730nmと532nmの波長を使い分け、炎症後色素沈着のリスクを低減します。

PICOスポット

PICOフラクショナル

ピコレーザーを小さな点状に照射するモードです。1064nmと532nmの2波長を使い分けることで、肌質改善だけでなくシミの治療も可能です。

1064nm resolve フラクショナル

1064nmの波長を用いたピコフラクショナルの照射では、レーザーの衝撃波で皮内に微小な空洞がたくさん形成されます。この刺激によりコラーゲン、エラスチンの生成が促進され、皮膚細胞が再生、皮膚のリモデリングが進みます。これまでの、炭酸ガスなどを用いたフラクショナルに比べ、施術後の赤みや色素沈着などのダウンタイムを最低限にした肌質改善治療が可能となりました。

1064nm resolve フラクショナル

532nm Fusion フラクショナル

532nmの波長を用いたピコフラクショナルは1064nmよりもメラニンへの吸収率が高いため、シミやそばかすの改善が期待できます。532nm Fusion(フュージョン)フラクショナルハンドピースは、「Axicon(アキシコン)」と呼ばれる特殊なレンズを使用し、レーザー光を調整することにより、これまで使用されていた「532nm Resolve(リゾルブ)フラクショナル」の弱点である、強すぎるパワーと治療効率の低さ(顔全体を治療するのに必要な回数)を改善し、正確な除去が難しかった細かいシミやくすみを、顔全体で改善することができるようになりました。ダウンタイムは最低限になり、より早く美しいお肌を手に入れられるようになりました。フォトフェイシャルに比べて、色素の除去能力に優れているためフォトフェイシャルでは改善しきれなくなったシミやそばかす、くすみに特に効果的です!

532nm Fusion フラクショナル

PICOトーニング

1064nmの波長を低出力で顔全体に照射し、シミやくすみを改善します。1064nmの波長は、皮膚の深部まで届くためコラーゲンの生成促進効果も期待でき、お肌にハリと艶をもたらし、肌全体の美肌効果を実感できます。

PICOトーニング

コンビネーション治療

PICOダブル

ピコトーニング、ピコフラクショナルを同日に照射する治療です。肝斑、肌のくすみだけでなく、毛穴の開きやハリ・艶などお肌全体のお悩みを改善し、美肌へと導きます。

PICOダブル

PICOプレミアム

ピコトーニング、2波長のピコフラクショナル、ピコスポットを同日に照射する治療です。一度の施術で、4波長を使用する贅沢な施術で、目立つシミやくすみ、肝斑、毛穴の開き、顔の赤み改善し、美白、お肌のハリと艶をもたらします。

PICOプレミアム

シルファームX × PICOトーニング

マイクロニードルRF(シルファーム)とピコトーニングを同日に照射する治療です。 シルファームは、極細の針を皮膚に刺して、お肌の深部に高周波(RF)で熱を加えることで、 表皮細胞の製造工場である真皮を改善します。お肌の状態に合わせてモードを変更できるため、肝斑、色素沈着、赤ら顔、毛穴の開き、キメ、ニキビ跡、目の下のたるみなど様々なお肌のお悩みを改善します。ダウンタイムも少なく、全てのお肌のタイプにおいて安全に治療できます。 このシルファームとピコトーニングを組み合わせることで、肝斑、色素沈着、くすみをより徹底的に治療することが可能です。

シルファームX × PICOトーニング

治療後の経過

ピコスポット
反応したシミは、照射後1~2週間でカサブタのようになります。シミをより安全に治すためには、2週間ほどテープを貼り、外用薬を塗布していただくことが最良です。しかし、お仕事の関係や、テープかぶれを起こしやすいなどテープを貼れない事情がある方は、テープなしでカサブタが自然に脱落するのを待っていただきます。この際にカサブタを無理に剥がしてしまうと、炎症後色素沈着を起こす可能性が高まるため、なるべく自然に任せるようお願いします。 カサブタが取れた後の自宅でのケアも非常に大切です。治療後3ヶ月ほどは、治療部位を擦らない、紫外線をなるべく当てないようにしていただきます。従来のQスイッチレーザーと比較して、炎症後色素沈着は起こりにくいとされていますが、起こらないわけではありません。しかし、起こったとしてもより軽度で、早く改善されていきます。美白剤の塗布や内服を併用するとさらに効果的なため、可能であれば併用させていただきます。
ピコフラクショナル
照射直後から赤み、火照りが出現するため院内で冷却します。より強く反応した部位は、発赤、腫れ、点状出血などが数日間持続することがあります。
ピコトーニング
照射直後は少し赤くなったり、火照ることがありますが、通常は数時間で改善します。シミやソバカスなどは、少し黒く浮き上がることがありますが、シミに反応したためであり、約1週間程度で剥がれ落ちます。数回繰り返すことで、徐々に色素病変は改善していきます。

副反応

  • 炎症後色素沈着(PIH)
    ピコレーザーは皮膚へのダメージが少なく、炎症後の色素沈着が起こりにくい治療ですが、全く起こらないわけではありません。患者様のスキンタイプや、レーザー後の過ごし方によりPIHが起こることがあります。日焼けしやすい方や、紫外線ダメージの強いお肌は要注意です。レーザー後は照射部位にカサブタができますが、無理に剥がすと皮膚にダメージが起こりPIHが生じます。なるべく剥がさない、擦らないよう気をつけてください。PIHが起こると、シミが取れなかったように感じられますが、数ヶ月で自然と改善してきます。ピコレーザー後のPIHは、Qスイッチ照射後のPIHに比べると早期に改善します。美白剤の外用により、さらに早期に改善しますのでご相談ください。
  • 腫れや赤み
    トーニングやフラクショナル後は、スキンタイプにより腫れや赤みが出現します。多くは数時間から1日程度で腫れは改善します。ニキビ痕や毛穴に対して、強くフラクショナルを照射した場合は数日赤みが続くことがあります。腫れや赤みが出た場合は、お肌を強く擦ったり、紫外線を浴びる、サウナに入るなどの刺激は避けてください。
  • 点状出血
    ごく稀に点状出血が起こる方がいらっしゃいます。レーザーが強く当たった場合や、肌が薄く、毛細血管が弱い方に起こりやすいです。通常は1~2週間で自然と改善しますが、さらに擦ってしまったり強い紫外線を浴びてしまうと炎症後色素沈着となってしまうこともあるため、ワセリンを外用し、優しく愛護的にケアすることを心がけてください。

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シルファームX

シルファームX

シルファームXは最新のマイクロニードルとRFによる、ニキビ、肝斑、毛穴の治療機器です。極細の針を皮膚に刺し針全体にRF(高周波)を流すことで、お肌の深部に熱を加え、毛穴、くすみ、赤ら顔、ニキビを改善し、陶器肌へと導きます。これまで治療が難しいとされていた肝斑に特に効果的です。

このような方におすすめ

  • 肝斑や顔全体にくすみがある
  • 赤ら顔や酒さがある
  • ニキビ、ニキビ痕を改善したい
  • たるみを引き締めたい
  • 毛穴の開きや小皺を改善したい

シルファームXをオススメできない方

  • ケロイド体質の方
  • 妊娠、授乳中の方
  • 金の糸など金属が照射部位に入っている方
  • シリコンアレルギーの方

治療メニュー

照射モードを変えることにより、様々な効果を発揮することができます。肝斑が気になる部位には肝斑モードで、たるみが気になる部位にはたるみモードで打ち分けることができトータル治療が可能です。

肝斑
肝斑の治療前、治療後の画像
左右対称性に頬や前額部、口周りにできるぼんやりとしたシミで、炎症や摩擦により悪化することから、レーザーやフォト治療は注意が必要です。シルファームXは、真皮基底膜のメラノサイトの活動を抑制し、機能を改善させることにより肝斑を徐々に改善させます。
ニキビ、ニキビ痕
ニキビ、ニキビ痕の治療前、治療後の画像
高周波による熱凝固作用で皮脂腺や炎症性血管を抑え、にきびを改善します。この熱の効果は、真皮でのコラーゲン、エラスチンの生成を促進し、皮膚の再生効果を高め、ニキビ痕や毛穴、たるみなどを改善します。
たるみ
たるみの治療前、治療後の画像
真皮全層に高周波による熱を加えることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し弛んだ皮膚を引き締めます。まぶたや目周りギリギリまで照射できるため、目元のたるみも安全に治療できます。
赤ら顔、酒さ
赤ら顔、酒さの治療前、治療後の画像
高周波による熱凝固作用は、真皮の異常血管を除去し基底膜を健康な状態へと導き酒さや赤ら顔を改善します。

施術後の注意点

  • メイクは翌日から可能となります。紫外線対策として帽子やマスクをご持参ください。
  • 施術後は肌に赤みがあり、ヒリヒリすることがあります。できるだけ温めないようお願いします。
  • 施術後1週間は、お肌が乾燥しやすいためしっかりと保湿するようにお願いします。
  • 施術前後1週間は、ビタミンA製剤やディフェリン、デュアック、エピデュオ、べピオなど皮むけを起こす可能性のある製品のご使用はおやめください。

主な副作用

  • 針の深さによっては赤みが数日残る場合がございます。
    (ニキビ、炎症後色素沈着、炎症後紅斑、内出血)

よくあるご質問

Q.

痛みはありますか?

A.

麻酔をするためほぼ痛みを感じられない方が大半です。しかし痛みに敏感な方、針の深さによってはチクチクした刺激感を感じることがございます。

Q.

ダウンタイムはどれくらいですか?

A.

麻酔をするためほぼ痛みを感じられない方が大半です。しかし痛みに敏感な方、針の深施術後から赤みが出現することがございます。数時間で軽快することがほとんどですが、肌質や針の深さによっては翌日まで赤みが続く方もいらっしゃいます。

Q.

どの程度の間隔で、何回くらい照射すべきですか?

A.

2~4週間の間隔で、3~5回の照射をお勧めします。照射回数が増えるほど肌の若返りが進み、美肌へと近づきます。

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ルメッカ

ルメッカ

LUMECCA(ルメッカ)はシミやそばかす、赤ら顔を同時に治療し、さらに肌の若返り効果も認められる新世代の光治療(IPL)機器です。高いピークパワーのため、これまでのIPL機器より効果を実感しやすくなっており、5回以上かかっていた治療回数を1〜3回程度に短縮できるようになりました。500〜650nm の波長が多く含まれているので、メラニンのみならずヘモグロビンに対しても効率よく反応し、そのため、シミだけでなく赤ら顔にも効果的なのです。

特徴

薄いシミから濃いシミ、そばかすにも効果的!

業界トップレベルの高いピークパワーで、これまでの機器では反応しなかった薄いシミも治療することができるようになりました。

赤ら顔にも効く!

ルメッカは500〜650nmと、ヘモグロビンに対してよく吸収される波長をピークパワーで照射することができるため、赤ら顔の原因となる毛細血管に対しても効果を発揮します。

肌の若返り効果もある!

有効な光エネルギーを照射することにより、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌全体が若返ります。繰り返すことでさらに美肌へと近づきます。

このような方におすすめ

  • そばかすがたくさんある
  • 顔全体に細かいシミがたくさんある
  • 他のフォト治療で効果を感じられなかった方
  • 赤ら顔を治したい方
  • ニキビ痕の赤みを治したい方
  • 美肌を目指したい方

施術を受けていただけない方

  • 肝斑がある方
  • 日光アレルギー、光アレルギーがある方
  • ケロイド体質の方
  • てんかんや光の点滅で痙攣を起こしやすい方
  • 妊娠、授乳中の方
  • 金の糸など金属が照射部位に入っている方
  • 過度に日焼けをしている方

施術の流れ

01

診察・カウンセリング

カウンセリングにてルメッカの説明を受け、医師による診察でルメッカが可能と判断されたのち予約日を決定します。

02

施術日当日

施術日は予約時間の20分前に来院いただき、洗顔をしていただきます。

03

施術

施術室にてベッドで横になっていただき、ゴーグルを装着、ジェルを塗布し施術となります。

04

施術後

施術後はジェルを拭き取り、クーリングをした後、保湿していただきます。

症例写真

症例写真

ルメッカ2回照射
費用¥40,000
(¥18,000、¥22,000)

シミが反応した部位は写真のようにかさぶたになります。かさぶたは自然に取れますが、無理に剥がすと色素沈着を生じることがあります。照射後に一時的に膨疹ができることがあります。
我慢して強く照射すると火傷のリスクがございます。

副作用・リスク

  • かさぶた、隠れ肝斑の悪化、肝斑の再発、やけど、色素沈着など

注意点

  1. 1週間後にお肌の診察をさせていただきます
  2. 施術後は肌に赤みがあり、ヒリヒリします。できるだけ温めないようお願いします。
  3. 反応したシミは一度濃くなり、かさぶたになって1週間ほどで取れていきます。ご自身でめくると色素沈着になる恐れがあるため、自然と剥がれ落ちるのを待ちましょう。
  4. お肌はこすらないようにしっかりと保湿し、紫外線対策をきちんと行ってください。
  5. すべてのシミが取れるわけではありません。

よくあるご質問

Q.

痛みはありますか?

A.

照射の際は、眩しい光とともにパチっとゴムで弾かれるような痛みがあります。
痛みが強い場合は必ずお申し付けください。

Q.

ダウンタイムはどれくらいですか?

A.

施術後から赤み、ほてり、ヒリヒリ感が出現します。翌日には反応したシミが黒く浮き上がってきます。その後かさぶたとなり1週間程度かけて少しずつ剥がれ落ちていきます。

Q.

どの程度の間隔で、何回くらい照射すべきですか?

A.

1ヶ月〜1ヶ月半の間隔で、3〜6回の照射をお勧めします。
照射回数が増えるほど肌の若返りが進み、美肌へと近づきます。

Q.

隠れ肝斑があって、悪化した場合の治療法はありますか?その治療は有料ですか?

A.

治療法はありますが、すべて有料となります。ビタミンCやトラネキサム酸の内服、トレチノインとハイドロキノンの外用、エレクトロポレーションなど、その時々のお肌の状況により治療させていただきます。

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Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーとは、694nmの波長を用いたレーザー機器です。この694nmの波長は、メラニンに対する吸収率が高く、ヘモグロビンに対する吸収率は低いため、的確にシミを治療することができます。
Qスイッチと名のつくレーザーは他にもありますが、当院で使用している“The Ruby nano Q”はこの波長により、他のレーザーと比較して薄いシミにも効果が出やすい、キレの良いレーザーであると言われています。

このような方におすすめ

  • 境界がはっきりした色の濃いシミがある方
  • シミ治療を1回でできるだけ終わらせたい方
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス、遅発性太田母斑様色素斑)を取りたい方
  • 大きなシミを取りたい方
  • 他の治療で改善しなかった方

施術を受けていただけない方

  • 光過敏症、光アレルギーのある方
  • 妊娠・授乳中の方
  • ケロイド体質の方
  • てんかん、光に当たると痙攣を起こしやすい方
  • 1ヶ月以内にゴルフ、海、プール、スキーなど強い日差しで日焼けをされた方、治療後に日焼けをする可能性のある方
  • 施術部位に金の糸を入れている方
  • 肌色や白色の刺青を入れている部位
  • リウマチの既往歴、金製剤の内服歴がある方(グレリース錠、リザスト錠、リドーラ錠など)
  • 抗凝固剤、抗血小板剤など血液をサラサラにする薬を内服中の方

施術の流れ

01

施術

バチッと弾かれたような刺激とひりつきを感じるため、アイスパックなどで冷却し感覚を鈍らせてから照射いたします。それでも痛みが強い場合や、痛みに弱い方は30分程度麻酔薬(有料¥2200)を塗布して、さらに痛みを軽減した上で照射可能です。施術の1時間前にご自宅で貼付してきていただくタイプの麻酔(1枚110円)もございます。

施術写真
02

照射後

薬を塗布し、専用のテープを貼付いたします。

照射後写真
03

レーザー照射当日

院内で専用のテープを貼付いたします。14日目まではできる限りテープを剥がさないようにお願いいたします。当日の化粧、洗顔、シャワー浴は可能(入浴不可)です。ただし、テープが剥がれないよう細心の注意を払ってください。

04

翌日〜2週間後

毎日テープの上から処方された薬をたっぷり外用してください。テープが汚れたり、ふやけて汁があふれてきたら、できるだけ優しくテープを剥がします。粘着が強い場合は、ぬるま湯などでふやかしながら優しく剥がしてください。レーザー照射後から14日後にはもう一度再診していただきます。受診時に当院でテープを剥がさせていただきます。

副作用・リスク

  • 炎症後色素沈着
    治療部位はレーザーの熱刺激により、治療経過としてかさぶたができます。このかさぶたは、2週間ほど剥がさずに温存しておく方が後々の傷の治りが良いとされています。そのためテープを貼りっぱなしにしていただきます。自然に剥がれるまではこすらず、温存するよう心がけてください。無理に剥がしてしまうと炎症後の色素沈着となってしまう可能性が高まります。
  • 色素脱失
    頻度は不明ですが、ごく稀に色素脱失といいレーザー照射部位が白く色抜けしてしまうこともあります。この場合、色素の回復はかなり難しいとされています。

ダウンタイム

レーザーの熱刺激により、シミは一旦除去できても、40〜50%の確率で炎症後の色素沈着が起こるとされています。せっかくシミの治療をしたのに、かさぶたがとれた後、以前と同じように、または、以前より強く茶色い色が出てくるという事です。しかし、それは炎症後の色素沈着であって、シミの再発とは異なるため、一般的には半年から1年間、こすらず紫外線に当てないよう日焼け止めなどでケアしていただくだけで改善し、治療が完了します。1年を経過しても色素沈着が改善しない場合は、もう一度レーザーの適応となります。レーザー後にセラピューティックやシスペラ、ハイドロキノンなどの治療を併用された場合、色素沈着が改善するスピードはさらにアップし、肌全体も若返り短期間で治療が終了するのでオススメです。

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リバースピール

リバースピール

ケミカルピーリングによる最新の肝斑・色素沈着治療です。3剤のピーリング剤を3段階にわたって塗布していくことにより、表皮深層にまで働きかけ色素沈着を改善していきます。

肝斑

肝斑とは

両頬や前額部、口囲に左右対称性にできる薄茶色のシミです。紫外線により夏季増悪し、冬季に軽快します。妊娠を契機に発症することもあり、また、経口避妊薬の内服でも発症することがあります。性ホルモンや紫外線、メイクや洗顔の際の摩擦などの慢性的な物理的刺激が増悪因子となります。30代以降の女性に好発しますが、まれに男性にも認められます。物理的刺激により悪化するため、レーザーでの治療は禁忌です。やや強めの光治療でも悪化することがあり、肝斑の治療はマイルドなものに限られます。

3ステップで肝斑や色素沈着を改善

3段階のピーリング剤で肝斑・色素沈着を改善(ヒドロキシ酸、コウジ酸、フィチン酸、高濃度乳酸、フィチン酸、トリクロロ酢酸、低濃度過酸化水素、コウジ酸)

  • RsP1

    RsP1

    コラーゲンピールでも用いられるトリクロロ酢酸・低濃度過酸化水素・コウジ酸を使用します。トリクロロ酢酸は真皮に働きかけ、コラーゲンの生成を促進し、皮膚のターンオーバーを促進します。又、過酸化水素やコウジ酸の浸透性を高め、両剤を真皮深層まで浸透させます。真皮まで浸透した過酸化水素が炎症を調節しながらメラニンを酸化し、コウジ酸はメラニン生成酵素を抑制し、美白効果を発揮します。

  • RsP2

    RsP2

    高濃度の乳酸が配合されており、表皮の深層から中層にかけてメラニン色素除去効果を発揮します。フィチン酸には美白作用とキレート作用があり、マクロファージの機能を高め、メラニン細胞の貪食・除去を促進します。

  • RsP3

    RsP3

    種々のヒドロキシ酸:別名フルーツ酸を配合し、古い角質を除去していきます。コウジ酸も含まれており、表皮浅層でも美白効 果を発揮します。

施術の流れ(施術時間:約30分〜1時間程度)

01

洗顔

まずは洗顔をして、メイクや日焼け止め、お肌の油分をしっかり落としていただきます。

02

RsP1塗布

RsP1薬剤を塗布していきます。肌を優しくマッサージしながら薬剤を浸透させます。多少のひりつきはありますが、問題ありません。強い痛みを感じる際はお伝えください。薬剤を塗布してから、水を含ませたガーゼでよく拭き取ります。

03

RsP2塗布

RsP2薬剤を肝斑・色素沈着の患部にのみ塗布します。1〜5分置きます。ある程度強い痛みやピリピリ感が出現した場合はすぐに中和しますのでお伝えください。

04

拭き取り

Neutraliserを塗布し中和していきます。ひりつきや痛みがあった場合、塗布後に2〜3分置いてから水を含ませたガーゼで拭き取ります。ひりつきなどを感じなかった場合、塗布後すぐ拭き取ります。

05

RsP3塗布

RsP3薬剤を肝斑・色素沈着の患部にのみ塗布します。1〜5分置きます。ある程度強い痛みやピリピリ感が出現した場合はすぐに中和しますのでお伝えください。

06

拭き取り

Neutraliserを塗布し中和していきます。ひりつきや痛みがあった場合、塗布後に2〜3分置いてから水を含ませたガーゼで拭き取ります。ひりつきなどを感じなかった場合、塗布後すぐ拭き取ります。

07

施術終了

リバースセラムを塗布して終了です。必要であれば、パウダールームで日焼け止めを塗布してください。

施術を受けていただけない方

  • 皮膚に赤みや湿疹などの炎症のある方
  • ヘルペスなどの感染症がある方
  • アトピー性皮膚炎の方、敏感肌の方
  • 妊娠・授乳中の方
  • アスピリンアレルギーの方
  • コウジ酸アレルギーの方

症例写真

症例写真

費用¥59,400(5回セット)

リバースピール2週間に1回、計5回リバースピール施行
ビタミンC、トラネキサム酸、ユベラ内服併用。

副作用・リスク

  • 施術直後の赤み、かぶれ、肝斑や色素沈着の増悪、発疹

施術回数の目安

  • 2週間に1回、5回程度受けていただくとより効果的です。

施術前の注意点

  • リバースピールはピーリングに当たるため、ピーリング効果のある化粧品は施術前に中止してください。
  • トレチノイン製剤:リバースピール2週間前から中止。リバースピール1週間後より再開可能。
  • レチノール製剤、アダパレン、過酸化ベンゾイル製剤:リバースピール2週間前から中止。リバースピール1週間後より再開可能。
  • その他ピーリング製剤:リバースピール1週間前から使用中止。
  • レーザーやケミカルピーリング、エレクトロポレーション、脱毛などの施術を受けた方は、20日間あけてからリバースピール可能です。リバースピール後は1週間あけていただければレーザーなども施術可能です。

施術後の注意点

  • 肝斑は、ご自宅でのケアも非常に重要です。自宅ではリバースセラムの併用をお勧めします。
  • 洗顔時の摩擦を軽減するために、クレンジングも泡洗顔で行うことをお勧めします。
  • 施術後はお肌が敏感になっています。摩擦や紫外線には十分お気をつけください。
  • 施術後に薄皮が剥けることがございます。ご自身でめくらないようお願いいたします。
  • 当日からシャワー浴は可能です。入浴は24時間後から可能です。

ご自宅でのケア

リバースセラム

リバースセラム

13,200円/1本(20mL)

肝斑は治療後も紫外線やホルモンバランスの崩れ、摩擦などにより再燃しやすいシミです。そのため日々、ご自宅でのケアが非常に重要になってきます。リバースセラムはリバースピール施術直後にも塗布する美容液です。ご自宅でも朝晩2回、患部への塗布をしていただくと、より効果的です。

有効成分
トラネキサム酸/ラクトフェリン/フェルラ酸/ニコチン酸アミド/グラブリジン/αリポ酸

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エレクトロポレーション

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションとは、細胞に電圧パルスを加えることで細胞膜の構造に一時的な変化を起こし、本来であれば浸透できない大きなサイズの分子を持つ美容成分を、浸透させることが可能な施術です。この施術により、今まで注射を用いる以外に皮膚内に導入できなかった物質も、導入することができます。

イオン導入との違いイメージ

イオン導入との違い

イオン導入では、極性を持つ専用の美容液しか導入できず、また、導入したい成分のほとんどが角層にとどまり、塗布した美容成分のごく少量しか皮膚深部へ運ぶことができませんでした。エレクトロポレーションでは、特殊な電気パルスにより一時的に細胞間に物質が通る道を作ることで、分子量の大きな成分、イオン化できないもの、脂溶性物質など、様々な成分をお肌の深部まで浸透させることができます。

当院でのエレクトロポレーション

当院で採用しているエレクトロポレーションには、強力な冷却効果を持つクライオセラピーが搭載されています。施術の最後にクライオセラピーにて肌を冷却することで、以下の効果を発揮します。

  • 美容成分の酸化を防ぎ、肌のキメを整える。
  • 毛穴の引き締め、リフティング効果。
  • 肌の炎症を沈静化し、赤みを最小限にとどめます。

このような方におすすめ

  • 肌のくすみがきになる方
  • 肝斑や色素沈着を改善したい
  • 肌の乾燥を改善し、キメを整えたい
  • ニキビでお悩みの方

3タイプのヘッド

  • ①ピンタイプ

    細かいところにまで美容成分を導入します。

  • ②ボールタイプ

    ボールを転がすことで適量の有効成分が流れ出し、広い範囲をムラなく導入していきます。

  • ③クライオセラピー

    施術の最後に、肌をしっかり冷却し、毛穴を引き締め肌の炎症を沈静化します。

  • ピンタイプ/ボールタイプの図
  • クライオセラピーの図

導入成分

①HCブースターローション ヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促進する2種類のペプチド、SYN-HYCANとSYN-Collを配合。肌を引き締め、弾力のあるハリをもたらします。

②C-5ローション 2種類のビタミンC誘導体を配合。さらに保湿力の優れたヒアルロン酸を贅沢に配合したローションです。肌のすみずみにまで潤いを与え、美白、抗酸化、皮脂腺抑制、抗炎症などの効果を発揮します。

③グロスエフェクトローション EGF(上皮細胞成長因子)、クリスマムマリチマムカルス培養液、カッパフィカスアルバレジエキス、アセチルヘキサペプチド-8により、年を重ねた肌に潤いを与え、肌を元気な状態に保ちます。抗酸化作用、ターンオーバーの促進、色素沈着を抑制して肌に美しい輝きをもたらします。

④トラネキサム酸 メラニンの生成を抑制し、炎症を抑えることにより肝斑や炎症後の色素沈着の効果を発揮します。また、その抗プラスミン効果によりニキビやニキビ痕ができることも防ぎます。ビタミンCと同時に使用することで、さらなる美白、美肌効果を期待できます。

コース

ビタミンCコース(ビタミンC、グロスエフェクトローション)

ビタミンCの導入により、過剰の皮脂分泌を抑え、抗酸化作用・抗炎症作用によりニキビの赤みやニキビ自体に効果を発揮します。
また、メラニン生成を抑えるため、ニキビ痕の色素沈着にも効果的です。ビタミンCは、その他にもコラーゲンの生成も促進します。

美白コース(ビタミンC、トラネキサム酸、グロスエフェクトローション)

ビタミンCとトラネキサム酸の導入により、炎症後の色素沈着や肝斑を改善していくコースです。グロスエフェクトローションの追加により、 さらなる色素沈着の抑制を行い、肌への潤いも補給します。

ハリ艶しっとりコース(グロスエフェクトローション、HCブースターン)

ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進し、肌にハリと潤いをもたらします。
ターンオーバーを促進し、色素沈着を抑制することから、炎症後の色素沈着や肝斑を改善していくお肌へと導きます。

オールスター(ビタミンC、グロスエフェクトローション、トラネキサム酸、HCブースター)

上記すべての導入成分を、贅沢に導入する最上級のコースです。

施術回数の目安
  • 初めは2週間おきの施術が目安です。お肌の状態が良くなれば、2〜4週間に1回、メンテナンスすることをお勧めします。
注意点
  1. 施術時は電圧パルスにより多少ピリピリすることがございます。不快な場合は調整しますので、お申しつけ下さい。
  2. 赤みやひりつき、導入成分に対するかぶれが生じることがあります。
  3. 治療時間は大体20〜40分程度です。
  4. メイク、洗顔、入浴、激しいスポーツ、飲酒は当日より可能です。
  5. ペースメーカーを装着されている方、人工器官を装着されている方は施術を受けられません。

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外用治療について

ゼオスキン

ゼオスキン

ZO Skin Health(ゼオスキンヘルス)は皮膚科医として世界で名高いドクター・オバジによって作られました。 処方されるトレチノインと共にこれらの化粧品を組み合わせたセラピューティックを行う事により、お肌が驚くほど若返り、様々な悩みを解消します。

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このような方におすすめ

  • シミがたくさんあって気になる
  • くすみが気になる
  • ニキビ、ニキビ痕が気になる
  • 毛穴が目立つ
  • 目元の小ジワが気になる
  • 肌の弾力がなくなってきた
  • 肌質を改善したい

トレチノインの効果とは

  • ターンオーバーが促進されくすみがとれる
  • 表皮細胞を増殖させ、お肌をふっくら柔らかくする
  • コラーゲンやエラスチンの生成を促し、小ジワを改善。肌にハリと艶をだす
  • ヒアルロン酸の分泌促進により、お肌の潤いを取り戻す
  • 皮脂腺の働きを抑え、ニキビをできにくくする

セラピューティックとは

ゼオスキンの中でも、ミラミン、ミラミックスと呼ばれるものにはハイドロキノンと言う成分が含まれています。このハイドロキノンと処方薬のトレチノインを組み合わせて使用し、シミや肌質を改善する治療の事をセラピューティックと言います。この治療は、4〜6ヶ月を1クールとし半年程休薬します。休薬中は維持療法を行い、輝きを取り戻したお肌を維持していきます。お肌の老化を感じれば、休薬期間を経た後、再びセラピューティックを行うことができます。

使用時の注意点
  1. トレチノインは処方薬のため、絶大な効果を発揮しますが、取り扱いには注意が必要です。定期的な診察を受け、医師の判断で治療を行う必要があります。
  2. 開始1〜2週間で、多くの人に皮膚の赤みや皮むけが生じます。時にニキビができることもあり、これらはA反応と言われています。医師の判断の下、最適な量で開始した場合はこの限りではありません。診察の際に、現在の使用量が適切かどうか判断し、増減を指示します。
  3. 妊娠、授乳中の方は使用できません。トレチノインは胎児の奇形リスクを高める可能性があります。
  4. 外用中の日焼けは色素沈着を来す恐れがあります。トレチノインは強力なターンオーバー作用により、私達の角質を剥がします。角質が薄い状態で強い紫外線を浴びると、お肌が紫外線の影響を強く受け、シミが増悪したり色素沈着を起こしてしまうことがあります。
ガウディスキン

ガウディスキン

GAUDISKIN®製品は、日本品質、日本プライドで、原価という縛りを考慮しないプランニングのもとに、形成外科医である水口敬先生がお作りになった、「日本人にとっての考えうる最良」を形にした製品です。海外製製品では防ぐことのできない皮膚そのものの違いから起こる合併症を防ぐために作られています。ゼオスキンと同様に、トレチノインと併用して、よりストレスのないセラピューティックを行うことができます。

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トレチノイン・ハイドロキノン療法

トレチノイン・ハイドロキノン療法

トレチノインとは

「トレチノイン」とはビタミンA誘導体の一種です。通常のビタミンAの約50~100倍もの活性力があると言われます。トレチノインには多くの美肌効果がありますが、特筆すべきは皮膚の細胞分裂を促進させる効果です。古い角質を剥がすピーリング効果、ターンオーバー(表皮の新陳代謝)促進、皮脂分泌抑制などの効果があり、オイリー肌やニキビ肌を改善します。また、お肌のコラーゲンやヒアルロン酸を増やして、しみやしわを改善し、お肌にハリを蘇らせます。ハイドロキノンとの併用で、シミに対してさらに高い効果が得られます。 顔全体のしみ、まだ表皮に現れていない隠れジミ対策にはセラピューティックのご利用をお勧めいたします。医師の診断の元、患者様の症状や肌質に処方いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。

ハイドロキノンとは

「ハイドロキノン」は、しみの解消に役立つ美白成分です。ハイドロキノンには、しみの元になるメラニン色素をつくる細胞「メラノサイト」の活性を抑制し、メラニンの産生を抑える働きがあり、しみの原因であるメラニン色素を作らなくさせる「肌の漂白剤」と言えます。また、メラニン色素の産生を抑えるだけでなく、メラノサイトを減少させる作用もあります。シミを漂白する力は強いのですが、人によっては外用による赤み、ひりつきなども出現しやすい外用薬になります。当院では、刺激が少なく効果の高いナノハイドロキノンを取り扱っています。ナノハイドロキノンは、強力な抗酸化物質として注目されているフラーレンを配合した唯一のハイドロキノン製剤です。

注意点

トレチノインは処方薬のため、絶大な効果を発揮しますが、取り扱いには注意が必要です。定期的な診察を受け、医師の判断で治療を行う必要があります。

  1. トレチノイン、ハイドロキノンは効果が大きい反面、取り扱いには注意が必要です。定期的な診察を受け、必ず医師の判断で治療を行う必要があります。
  2. 開始1〜2週間で、多くの人に皮膚の赤み皮むけが生じます。時にニキビができることもあり、これらはA反応と言われています。医師の判断の下、最適な量で開始した場合はこの限りではありません。診察の際に、現在の使用量が適切かどうか判断し、増減を指示します。
  3. 妊娠、授乳中の方は使用できません。トレチノインへ胎児への奇形リスクを高める可能性があります。
  4. 外用中の日焼けは色素沈着を来す恐れがあります。トレチノインは強力なターンオーバー作用により、私達の角質を剥がします。角質が薄い状態で強い紫外線を浴びると、お肌が紫外線の影響を強く受け、シミが増悪したり、色素沈着を起こしてしまうことがあります。

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